※所有権解除の手続き

ローンを完済した場合、所有者が変わるだけで、通常は車庫証明書やナンバープレートの変更は不要です。
しかし、もしローンの支払い中に引っ越しをして、住所を変更しなかった場合、またはナンバープレートを変更したい場合、追加の書類提出で変更できます。
必要な書類として、印鑑証明書、譲渡証明書、委任状がありますが、ローン会社がこれらを提供してくれるため、送られてくる書類を確認しましょう。

『ローン完済による移転登録(名義変更)』

申請書(１号様式)

手数料納付書(５００円)

譲渡証明書(ローン会社から発行)

委任状(ローン会社)

印鑑証明書(ローン会社)

実印(新所有者の物)

代理人に依頼する場合は委任状が必要

印鑑証明書(新所有者の物)

新所有者が変更手続きを怠っていた場合(住所変更・氏名変更をしていなかった場合)

追加書類

1　車検証記載の住所と新所有者の印鑑証明書に記載のある住所を繋げる書類等

※住民票・戸籍謄本・戸籍の付票・住民票の除票

2　自動車保管場所証明書(車庫証明書)

3　公共料金の領収書など

ナンバープレートを変える場合

追加書類等

1　古いナンバープレート

2　希望番号予約証(希望番号を付ける場合)

3　ナンバープレート代金

手続きの流れ

順番

1　標板協会で500印紙を購入してください

2　受付窓口で申請書類等を提出

3　自動車税の申告(自動車税環境性能割)

補足

「ローン完済による名義変更手続き」は通常の名義変更手続きと同じように進行しますが、いくつかの注意点があります。以下の２つのポイントに留意が必要です。

1　ローン会社の譲渡証明書の記入に関する注意
ローン会社の譲渡証明書に記入する際は、最新の情報に注意が必要です。誤った情報や誤字脱字がある場合、再度ローン会社から譲渡証明書を入手する必要があります。記入の際には、鉛筆などで下書きをし、その後にペンで記入するとミスを防ぐのに役立ちます。

2　ローン会社の印鑑証明書の日付について
ローン会社の印鑑証明書には、発行から３か月以内の日付が必要です。書類が届いても期限を過ぎてしまうことがあるため、ローン会社から書類が届いたら、速やかに名義変更手続きを進めることが重要です。

また、手続きを開始する前に、専門家や相談窓口でアドバイスを受けることをおすすめします。これにより、手続きに関するミスを防ぐことができます。是非、アドバイスを受けてスムーズな手続きを行いましょう。